NPO法人の会計と税務
平成20年4月現在、NPO法人の数は全国で3万を超えています。すでにその存在は 特殊なものとは言えなくなっています。
しかし、NPO法人の会計は一般法人の会計と異なる点が多く、また、その課税関係に ついても独特の考え方があるため、実際にNPO法人の会計に携わる方々は実務面で 判断にこまることも多いかと思います。
そこで、できるだけわかりやすい文章でNPO法人の会計と税務について簡潔に 説明していきたいと思います。実務家の方々の参考になれば幸いです。
新設NPO法人と消費税の納税義務
NPO法人も一般の法人と同様に消費税の申告・納税義務があります。
今回は、NPO法人を設立した場合の消費税の納税義務についてご説明します。
認定NPO法人に対して寄附をした場合の税の優遇措置
通常のNPO法人は内閣府又は都道府県の認証を得ることにより設立されます。
そのNPO法人のうち、
- 広く一般から支持(寄附等)を受けている。
- 活動や組織運営が適正に行われている。
- 法人に関するより多くの情報を公開している。
などの要件を満たすNPO法人として国税庁長官の認定を得たものが認定NPO法人となります。
国税庁長官の認定ということで、この認定NPO法人になると税制上の優遇措置が受けられます。今回は認定NPO法人に寄附をした側の税の優遇措置について説明します。
認定NPO法人制度が改正されました
平成20年度税制改正において、認定NPO法人制度が改正されました。
この改正は平成20年4月1日以後に行う申請から適用されます。従来にくらべ、認定条件が少しゆるめられています。