入居者がいるマンションを購入した場合の取得価額
賃貸用マンションを購入した場合、購入に際して支払った代金と仲介手数料等の付随費用がマンションの取得価額となります。この取得価額のうち建物部分の金額が減価償却費の計算の基礎となるわけです。
ところで、入居者がいるマンションを購入した場合にはそこにプラスされる金額があります。
入居者がいるということは、一般的には将来入居者に返還しなければならない預り保証金があることが多いです。この預り保証金は、このマンションを購入したことにより買主が将来負担しなければなりません。つまり、売主の債務を肩代わりしていることになります。
ですから、仮に1棟のマンションを1億円で購入し、入居者へ返還すべき預り保証金が1,000万円ある場合には、マンションの取得価額は
1億円 + 1,000万円 = 1億1,000万円
ということになります。毎年の減価償却費の額にも影響してきますので注意が必要です。